「ぇ・・・・・・」





あたしが・・・・

仲氏をふったから・・・・・


だから仲氏と美喜ちゃんが

キス・・・




「だから俺、自分が
わからなくなって・・・

気付いた時にはアイツと」


「いやっ・・・・」



あたしは毛布をギュッと
掴んだ。



「・・・やめて」



あたしは今にも
崩れそうだった。


「楊・・・本当に、
あれは誤解だ!!」


「もうやめてっっ!!!!」



あたしは取り乱し、
腰を上げる。


そしてドアに向かう。



しかし、仲氏に手を取られた。



「離して!!」


仲氏はあたしの両腕をもつ。