【中編】彼女の嘘

私は、朝になりいつものように朝食の準備。


疾風が起きないようにそーっと起きました。


今日の朝食が最後なんだろうな。


「遼?おはよう。」


彼方、めっちゃ吃驚してる。


「おはよう、彼方。」


「大丈夫か?」


いつも、私を心配してくれる。


「うん。彼方、ありがとうね。」


「あぁ。幸せになれよ。」

どうして、彼方の彼女はいなくなってしまったの?


「うん。また、来てもいい?」


「疾風くんといつでもきたらいいよ。鍵とか渡しとくよ。そのままにしとくから。」


「えっ?いいの?」


「遼は、俺にとって妹のようなもんだから。」


血はつながってないけど。


彼方と私は、兄妹になれたのかな?


「ありがとう。お兄ちゃん。」


私は、冗談めいた感じに言った。


「やべぇー。かなり、嬉しいかも。なんか、一人じゃないって感じがする。」


「ふふっ。」


私は、そんな彼方に微笑んだ。