今日も一日が始っていく。



レイリードは、朝日の射すコンクリートの壁が続く廊下をけだるく歩いている。



昨日はシャイニーと出会えて心が休まったが、またあの蓮・ルシフェル・イウ゛ァンナと顔を合わせると思うと気が滅入る。





ぶつくさ文句を口ずさみながらイウ゛の独房へとたどり着いく。




「おい。朝の尋問だ。開けるぞ」



そう言ってドアノブに手をかけたレイリード。ゆっくりと開いたドアの向こうではイウ゛の何も身につけない背中があった。



「うをっっごめん」