校門に差し掛かろうと

した時

目の前に直人がいた



「...どこ行くんだ?」



最初の一言がそれかよ...



「帰るんだよ....

.........じゃあな」



ガシッ



「なんだよ、その態度...

...舐めてんのか?」


「は...?喧嘩売ってんの?」



「....昨日の事が

原因か...?」




ビクッ


「...何であんな事..

.....したんだよ」


「それは......」



「直人は!!!......

好きでもねえ奴とあんな事

すんのかよ!!!!!」




直人は女が嫌い....

そんな奴が女にキスとか

しねえーだろ.....

ふざけてんのかよ...




「....お前...何

言って....」



ポロッ


私は自然に涙がでた

めったに泣かないのに...











「......好きだ」







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