イチゴの気持ち ~イチゴ達のラブストーリィ~

真っ赤になりながら慌てて答える私…

その時バサバサっと音がして


春哉の手にしていたプリントやノート、筆箱が落ちた。


消しゴムなんかはコロコロっと下駄箱の方まで転がってった。


『ふーっ』


私は大きなため息をついた。


床に落ちた物を拾っていると声が聞こえた。


「なんだよ、春哉かよ」


見ると部活へ向かう瑛君の姿が。


やっぱりかっこいい。


思わずまた指で唇をさわる。


おっと…また、春哉に言われてしまう。春哉こそぼんやりしているくせに…あいつなんか
に言われたくないっつーの。


『はいっ、プリント…じゃぁ、部活あるから、また明日、委員会よろしく』


「おぅ、ありがとな」


そう言って、手を挙げたとたんゴンと鈍い音が聞こえる。


「いてぇ…」


ホントにダメンズだ…。春哉を後にして私は音楽室に向かった。