キャンドルサービスで二人が私のテーブルに灯りをともす。


『タカト兄、美咲さん、おめでと。幸せにね』


私はたくさんの拍手でお祝いした。


「ありがとな。絶対幸せになるからな。なーんて、今でも幸せだけどな。今まで以上に…
麻衣に祝ってもらえて最高だ。ありがとな」



『うん、タカト兄。ホントにおめでとう。いつまでも大好きだからね』





幸せの甘くて、ちょっと甘酸っぱいイチゴのミルフィーユを食べて少し大人になれた気がした。