「やっぱ…怒ってるよな…」 何も言えない代わりにブンブンと首を勢いよく横に振った。 …怒ってないよ…全然怒ってません… 心の中で何回も呟いた。 まだドキドキはとまらなかった。 「はぁー」 先輩は大きなため息をついて言った。 「謝っても謝りきれないけど…あっ、この先の公園のベンチでちょっと待ってて…」 そう言って先輩は走り出した。