『…大丈夫です…』 「本当に大丈夫か?水泳部が溺れるなんて普通じゃないぞ。具合はどうだ?念のため保健室行くか?」 いつも怒鳴ってばかりの厳しい先生が優しく言った。 『本当に平気です。すみません。私、ボーっとしていたみたいで』 「無理スンナよ。体調管理も大事だからな。慶太、お前の家、悠里と同じ方向だよな。 もう今日はあがりにするから送ってってやれ」 「はい」 『…えっ…いいです…だいじょう…ぶ…』 「おーい、みんなもダウンしろ。悠里は着替えとけよ」