渋々帰ることにした。 ぅーん。 結構運命の王子様的な人がいると思ったけど、意外にいないもんだね! 何やら下駄箱に人影が……… ぅん。怖いよ? って、岬君とか言うあの最悪男か。 「おい。帰るぞ」 「……ヘ?」 「何だよ。借り換えしてもらいに来たんだけど?」 ぁ〜…なるほどね! って、なんで納得してんのよ! 「何すれば?」 「内緒」 そう言ってあたしにニヤリと笑いかけた。 ひぃーっ!