綾は気だるげに欠伸をしながら話している。


葵は綾の言ったことに不満げに反論した。


「僕だって変えたくて変えてるわけじゃないょ~!マネージャーやメンバーがうちはカッコイイっていうのが売りなんだからイメージ崩れないようにしろって。」


「まぁ確かに180センチ越えの男が僕って言うのはねぇ~。アンタのみためじゃあきついよね。」


綾が言っている僕の見た目は茶髪に両耳にピアス、そして体型は細身ではあるが筋肉はついていて意外としっかりした体つきだ。


ちなみに綾は僕と一緒で髪はショートカットだ。ただ襟足は少し長いんだけどね。身長も170センチ近くあるし、スレンダーな体型だから学校でも男女問わず人気だ。


それに興味のないことは一切やらないからいから今は僕の彼女で居てくれるけどいつか誰かに取られるか、飽きられてしまいそうで怖い。


「もぅ!そんなことはどうだっていいよ。せっかく久しぶりに会えたんだから他のこと話そうよ」


僕は最近忙しくて学校は休んでばかりだったから綾がどうしてたのか知りたかった。


「他のことって?あたし達最近会ってないし何を話してほしいの?」