白いベットから落ちていく彼。

床に当たったのか、ゴンッ…と鈍器で殴られたかのような音が…。


「痛ッたぁ……??」


むっくりと起き上がった彼と目が合う、誰と言わんばかりの視線を向けられた。


「…あッ…アナタこそ誰なのよッ!!なんで隣りで寝てんのッ!?」
「…寒かったから…。」


…はぃッ…??


パニックだった頭の中、?のマ-クでいっぱいになった。


今…寒かったから…ッて言ったよね?


「…寒かったから…。」
「無意味に繰り返すなッ」


思わずいつものノリで突っ込む。


ってか…この人…子供みたい…天然なのか?それとも…女好き…?


「ねェ。」
「何…ッキャ…!!」