それからのアタシ達は、廊下や部活とかですれ違う度に挨拶をするようになり、たまに、 「こんにちは!!」 「部活頑張って下さい!!」 なぁんて、声をかけられるように…。 日が経つにつれて、アタシと大騎の距離が少しずつ縮まってきたように想えた。 アタシ、 自分の中で何かおかしい…? 「…ん…?」 って思う事も何度もあった。 でも、この時はそんなに気にする事はなかった。