その日は久々に部活が早く終わり、学校を出る途中、校庭の脇を通るアタシの足にボールが…。。 「痛ッ…」 大騎の打ったボールがアタシの足に当たり 座り込んでるアタシに 「スミマセン…。大丈夫ですか?」 「…ハ…イ…」 大騎は慌ててアタシの所に来て申し訳なさそうに謝ってた。 これが、アタシと大騎の出逢いで、今のアタシには、ここから始まっていたなんて、気づきもしなかった。