大騎が変わってしまったと、気付いた時には、大騎の心に他の女がいた事が分かった。
アタシと大騎が幸せな日を送ったはずのバレンタイン。アタシを送ってくれた帰りに、大騎の家の前に立っていた女がいた。
と、大騎が話し始めた。
その女は大騎と同じ中学のクラスメート。大騎は女友達しか見てなかったらしいけど、大騎に何度も告白してた。
そのたび、大騎に振られていたけど、大騎を諦めてなかった。アタシと付き合ってる間もずっと、大騎を想っていた。
大騎は差し出されたチョコを
受け取れない。
オレは彼女がいる。
と、断ったらしいけど、動じなかった。。
「大騎への想いをこれ以上、我慢すること出来ない…。あたしじゃダメ…?あたしはずっと大騎が好き…。。」
そう言って、
大騎の胸に飛び込んだ。
大騎は動揺する事なく、
ゆっくり肩をつかみ、離そうとした瞬間、
キスを…
想いがけない出来事に…
大騎は…
その場は、ゴメンと言って家に帰ったけど、その子の顔が忘れられないと言って話しを続けた。
大騎はリンがいるのにその子の顔を思い出してる自分を許せなくて責めた。
自分で自分自身を。
リンを想えば想う程許せなくて、リンと別れる事を決めた。
