大騎は16歳。高校1年生。
アタシは15歳。中学3年生。
大騎とアタシの新しい生活がスタートした。
大騎は時間のある限り、逢いに来てくれた。
アタシの帰りを校門の前で待ってた。
まだ、肌寒い日だったから、大騎の着てる上着をアタシにかけてくれた。
お互いに学校で起きた出来事を話した。
今までの時間を取り戻すかのように…。
少しの時間でも一緒に過ごした。
大騎の部屋で音楽を聞きながら…。
大騎に話しを聞いてもらえるだけで、、大騎に逢えるだけで、、
アタシ、頑張る!って想えた。
大騎も高校生活の話しもたくさんしてくれた。
