「これ…。貰ってくれる?」
アイツの手のひらにあるボタンを見つめながら、
「アタシですか??」
アイツの制服の第2ボタンだけがなくなっていた。
「うん!。」
笑顔で答えてくれてるアイツに…
想いがけない展開に…。
「アタシ…。」
言葉がでなくなってしまった。
「オレ、色々考えたんだ…。あの時はあの言い方しか出来なかったけど、正直、嬉しかった。オレの中にリンがいて、、でも、オレ、自信がなくて…。これから、リンとも離れる事になるし、オレもリンも知らない事が出てくると思ったらすっごく不安で…。でも、オレは、リンが好きだから。リンを誰にもわたしたくない…。
リン、オレと付き合ってくれないか?」
