領主は17歳の子供。
しかし、その研究した技術や記録は数多い。
その関連資料もシエルから貰ったが、難解だ。
コレが理解できるのはルールか優秀な魔術師チームだろう。
いや、クロは理解できるかもしれない。
あの子は別格だからな。
「最近禁術の解読で忙しいらしい。その一部を今から行く領主に頼んだようだ」
「どんな禁術?俺、魔法知識0なんだけど……安全なんだよな?」
「この魔術と性質は違うが、私も魔術は使う。何かあれば私が対応する」
「……」
「仮にも女王騎士だ」
「……」
「何 故 、目 を 背 け る?」
あー。
そう呟きながら、彼はこっち向いた。
「……ドリルに2時間だろ?」
「正式な式典前は5時間セットにかかる」
はあああ。
マダラは深くため息をついた。

