女王様御用達。

『我の幻影の一部が、我の意志を無視し、我の幻影を打ち砕いただと?』


氷の床に落ちる銀色の欠片に、少女は意味が分からないようだった。



『なんだ今の女は!!』



アタシは白銀の騎士の心臓に槍を突き立てる。




「ルール・ダイヤモンドクラウン・リュウズ」




彼女は口から大量の銀色を吹き出す。





「読書と文通が趣味な、リュウズ最強の女王陛下だ!!」



白銀の騎士は胸の槍に手をかけながら、口から銀の液体を吐き続ける。


体の甲冑も溶けるように床に広がる。


アタシはそれを避けるように彼女から距離を置く。