「うん。僕はオーノン国王子としてではなく、フォークとして言ってるんだよ」
15歳。
こんなにも立派に愛を語れるマセガキは見たことはない。
王子はミアに視線を合わせ座り込む。
「ミアは、国と僕とどっちが好き」
王子の真剣な表情に、ミアは吹いた。
「酷い質問ですね」
「どうして?」
「どちらを答えても、『王子』になっちゃうじゃないですか」
「あ、わかった?」
2人は笑いあう。
ふとミアが視線を変え、彼女は凍り付いた。
もの凄くのぞき込んでいたアタシ他多数と目が合った。
王子もミアの様子にこっちを見。
一番顔を赤くして、そのまま床に倒れた。
そのまま動かない。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?王子!!」
ミアの悲鳴が城中に響き渡った。

