女王様御用達。

「しかし、ニャアさんは」

「ニアでいいわ」

ニャアってネコっぽいし。

なんか間抜け。

「……ニアさんは、クロと違ってなんか砕けてる」

「女王騎士ぽくないってこと?」

「平たく言えば、ハイ」

こいつ、失礼とか知らない奴だな。


まあ、実質そうなんだけど。

「あいつは特別堅い子だから。女王騎士の鏡みたいにね」


私はタバコを取り出す。


「それに、アタシは他の奴らと違って女王騎士の試験受けてないからね」

「受けてない?」

「その代わり女王試験を受けてたから、対戦相手だった女王がアタシの実力を一番知ってんの」


アタシは煙をハチに向けて吐く。


「だから免除。ストレートで女王騎士」


もっとも、私は女王騎士仕事よりも自由にやらせて貰うことが多いけど。





アタシを生かすために無理矢理役職に就けたのかもしれない、時折そう思う事もある。


大体、私の年齢ももう28。


通常選抜された優秀な兵士が集まる女王騎士の中、体力もやや落ちていた。