パズル





太陽みたいな存在だった

あたしの幼なじみ

初恋の人。






「また宜しくな!」

眩しすぎる笑顔と
痛い視線



天然おバカは健在っぽいね

自然と笑みがこぼれる。




一喝する担任

「えー、静かに!
それと今日から新しい臨時の先生が…」



続きはざわめきで聞こえなかった。




次の授業までの休み時間は
あたしへの質問攻めと
積極的な翔大への女子と
クールぶる男子で
埋め尽くされる



「まあそろそろ移動行こー…」









次の瞬間
あたしは固まった。