「待ってるから」






不思議だ

怜の言葉が
怜の温度が

魔法のように染みてく


こうしてたらいつか


あたしの心も溶けてくの?




「だから」


見上げればまた
ぶつかる視線


「いつか俺のこと
好きにさせるから」



ねえ

ほんと?