(あの頃は、僕らの背もほとんど同じで歩幅だって一緒だったのに。)
(やっぱ、変わったのかな?)
中学、高校へと進み、僕の背は急激に伸びていった。
少し後ろを歩く美佐の歩幅に、僕は合わせようとしない。
それは、美佐が拒むから。
僕らは時間も気にせず、ゆっくり歩いた。
いつもより時間をかけて、やっと上り坂の途中まで歩いてきた。
左には、階段を上ると小さな公園がある。
(やっぱ、変わったのかな?)
中学、高校へと進み、僕の背は急激に伸びていった。
少し後ろを歩く美佐の歩幅に、僕は合わせようとしない。
それは、美佐が拒むから。
僕らは時間も気にせず、ゆっくり歩いた。
いつもより時間をかけて、やっと上り坂の途中まで歩いてきた。
左には、階段を上ると小さな公園がある。

