この声を、君に




「お前誰?」


沈黙の中、口を開いたのは諒さんだった。


「は?お前こそ誰?」

「彼氏。」

えっ…

「へー彼氏できたんだ。俺、元カレ?」

ははっと笑うヒロ。
横にいる彼女が私を睨む。


「ねぇ彼氏さん、こんな奴のどこが良い訳?」