1泊旅行中にお互いの気持ちを再確認できたことで、今は穏やかな毎日を過ごせている。

聡の仕事は相変わらず忙しくて、生活リズムは合わないけど‥それでも「心」が繋がっているから不安はない。


この生活がいつまでも続くといいな。

私は、そんな事を思いながら今は、親友の桃花と喫茶店にいる。


『愛、本気でそんな風に思っているの?』


『えっ!?‥うん。』


『じゃあ、子どもは?欲しくないの?』


子どもかぁ〜‥
聡の子どもなら、女の子でも男の子でも可愛いだろうな。

私は妄想していた。





『愛〜現実に戻っておいで』


『あ!!ごめん。話何処まで進んだ?』


『えっとね‥いつ子作りに専念するのかなって(笑)』


!!!!


『だって、愛って子ども好きでしょ?だったら早く欲しいんじゃないかと思って。』


確かに子ども好きだけど‥聡の子ども欲しいけど‥
仕事辞めたくないし。それに聡は何て言うのかな?

「面倒くさい」とか言われたら‥


『う~ん。聡次第かな?お互いが「欲しい」って思ったときでいいと思う。今は、聡との時間を大切にしたいし』


『そっ。愛が幸せなら私はいいんだけどね』


『桃花‥』

私はメロンクリームソーダを一口飲んだ。