どのくらい泣いていたんだろう?
いつの間にか外が暗くなっていた。


『そろそろ‥準備しようかな‥』

私は立ち上がり、自分の部屋に向かった。




しばらくして
大きなバッグと小さいバッグを持って出てきた。


『バイバイ‥』

私は、机の上に並べられた「イチゴのグラス」に向かって言った。



そして玄関の扉を閉め、部屋を後にした。