夜の世界

「絵里、やばいねどうする?」


『やっぱり夜働くしかないよね。』


こうしてさらに道をはずしていった。


私たちは夜になると繁華街で働いて、店が終わればあの場所へ行くようになっていた。


払っても払っても終わらない。


終われない。


行けば飲む。


だから減らない。