(おはよ~!俺の絵里ちゃん♪今日は良い夢みたぁ?)


朝、翔からのメールで目を覚ました。


時刻は朝の8時。


店が閉まり家に帰る時間だ。


最近は店に閉店までいることもあるので、何をしている時間かはだいたい分かっていた。


メールを返す気になれなかった。


しばらく無視していたのに、やっぱり不安になって返してしまう。


他にもたくさんの女の子がいて、彼には私一人いなくなってもたいしたことはないのだと思うと恐くなった。