電界妖怪 〜ﾏｶﾌｼｷﾞ〜 ①

私は、電話ですぐに１１０番を掛けれるようにするが、アンテナが０本（圏外の前）になっていた。
「あれ？　０本になってる」
私は驚いた。あの時は電波はちゃんと５本あったのに。どうして、急に？
すると、私は見ない方がいい光景を見てしまう。
忠君が、見知らぬ男性と一緒にいた。私が見たときには、もう、銃を忠君に向けていた。
私はもしかしたら、１１０番に掛けれるのかもって思っても電波は０本。ダメだと思ったその時、急に電波が５本になった。私は「今だ！」と思い、１１０番に電話をかける。すると、私が電話をかけた事に気付いたのか、男性は私がいる壁に狙ってさらに、電話する画面を打ってきた。銃撃音が周りに響く。そして、電話の画面はジリジリと音を立てる。使えなくなってしまったみたい。
「え…」
私は、もう、頭の中はパニック状態。