電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①

「さあ、こっちに来なさい」
と、教頭先生が言った。そして、校長先生と教頭先生に2人は連れて行かれた…?ついて行った?どういえばいいんだろう。まあ、どっちでも行っている事は一緒か。


そのあと、2人は親に呼ばれてものすごく叱られたみたい。でも、私は智美ちゃんに言う言葉が見つからず。結局何にも言えないまま放課後を迎えてしまった。


とある公園のベンチ。私たちは座っていた。少し間をあけて。
すると、智美ちゃんがベンチに腰かけていたんだけど、急に立ち上がって、
「はぁ…、なんで日本って、個性を認めないんだろう」
急に話しかけてきたから私は、
「え?どうしたの、急に」
と、行った。すると智美ちゃんは、
「だってさ、外国の学校なんか、人間全てを上にあげているんだよ。うらやましいよね」
って、言ってきたけど。