電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①

「お母さん!!」
私は泣きながら……、?

「はっ」
私は起き上がる。夢だ。カーテンの隙間からまぶしい朝の日が差し込んでいる。もう、朝になったみたい。
「子供の時?」
私は思った。もしかしたら、昨日の事が影響して、あんな夢を見たんだろう。
「デンタ、おはよう。」
私は眠っているデンタに挨拶をした。
「おはよう。」
そう言って、デンタは目を覚まして、犬小屋から出てきた。やっぱりデンタはしゃべれる。そう言えば、昨日の話。私には全然理解できなかったけど、智美ちゃんは理解していたみたい。何か調べ物していた見たいだったし。後で、詳しく聞く事にしよう。
私とデンタは1階に下りる。

でも、誰も起きていなかった。そう言えば、今日は学校の登校日。
でも、7時。すると、テーブルに手紙が置いてあった。【お母さんはパートに、お父さんは朝早くから仕事なので、朝ごはん用意しておいたから食べてね。