電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①

こんな便利な世の中。もし、それがなかったらどうなるんだろう。よく、使うテレビや冷蔵庫、洗濯機に携帯電話なども。私は不安になり、それを晃君に隠すことで。
で、一段落していた私と晃君。
でも、どうしたらいいのだろうか?元の世界に戻るには。
「どうしたらいいんだろう?」
私は言った。このままここにいたら、家族が心配する。
「ちょっと待ってて。」
と、晃君はモジマルを作っていく。読めない漢字。いくつも繋げていく。そして、完成したのか、近くの場所で空中に投げつけた。すると、モジマルがドアの形になり、駅の風景が映し出された。
「すごい。」
「これで、元の世界に戻ることが出来るよ。」
「ありがとう。もう、むやみに変な世界へ入らないようにするね。」
私はそう晃君に言った。
「妹も見つかったから大丈夫だよ。」
と、晃君は指を指した。