「どこいくの?」
「りなのところへ行かなくちゃ。」
「待って、私も行く。約束したんだから、最後まで行かせて。」
「…うん。分かった。」
私と晃君は静かにゆっくりとカギ穴みたいな扉の中へと入っていった。
中は悟州都町と変わらないくらい、町並みがきれいだ。私は驚いて感心するばかり。
でも、一体ここはどこだろう?すると私は気づいた。電信柱に番地が書いてあるのだが、そこが、駅前の町内と同じなのだ。そう、[駅前通り2丁目]と。
そういえば、智美ちゃんも言っていた気がした。駅前は駅前通りで駅の北から1丁目、2丁目、3丁目、4丁目とあるって。
でも、駅前ではない。なぜなら近くに駅が見当たらないのだ。晃君はスタスタと歩いていく。まるで、目的地を知っているかのように。
「…ねぇ、晃君。どこ行くの?」
私は聞いてみた。
「りなのところへ行かなくちゃ。」
「待って、私も行く。約束したんだから、最後まで行かせて。」
「…うん。分かった。」
私と晃君は静かにゆっくりとカギ穴みたいな扉の中へと入っていった。
中は悟州都町と変わらないくらい、町並みがきれいだ。私は驚いて感心するばかり。
でも、一体ここはどこだろう?すると私は気づいた。電信柱に番地が書いてあるのだが、そこが、駅前の町内と同じなのだ。そう、[駅前通り2丁目]と。
そういえば、智美ちゃんも言っていた気がした。駅前は駅前通りで駅の北から1丁目、2丁目、3丁目、4丁目とあるって。
でも、駅前ではない。なぜなら近くに駅が見当たらないのだ。晃君はスタスタと歩いていく。まるで、目的地を知っているかのように。
「…ねぇ、晃君。どこ行くの?」
私は聞いてみた。


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