電界妖怪 〜マカフシギ〜 ①

宏泰が言った。宏泰が駅前の美希達を見つけた。
「オレ、用事思い出したから、帰る。」
「は?待てよ!あれを探すのはどうするんだ?」
健輔が宏泰を呼び止める。しかし、宏泰はさっさと歩いて行ってしまう。
「どうしたんだ?」
忠が言った。すると、
「さあ?」
健輔が言った。
すると、美希の跡を着けていた宏泰。
「あの男の子、…もしかして、晃君じゃないのかな?」
電信柱に隠れて様子を伺う。
「何で?晃君がここに?」



「うーん。サーチサイトでも検索できないとすれば、一体どうしたらいいのかな?…ねえ晃君。」
私は晃君の方を見た。しかし、晃君の姿はどこにもいなかった。私はとっさに、辺りを見渡す。でもどこにもいない。
「晃君!」
私は大きな声で呼んだ。でも返事がない。
「もしかして、私がよそ見をしていたからかな?」
私は不安になり、探すことにした。