「これはチップ?」
私はそう思った。
このチップは一体なに?
古く、錆び付いている。
「一体、何があったんだろう?」
私はそう言った。
結局私は、そのまま智美ちゃんと一緒に帰ることにした。結局、ビリケンのことも、招待も分からず、姿も見つからなかった。私は家に帰ったら、深く考えてみることにした。このまま分からないままより、調べてみたら分かるかもしれないと、思った。
すると、里美ちゃんから、
「ねえ、もしかしたら隠し道にたくさんいるかも。」
そう言ってきた。
「隠し道?」
私はそのまま里美ちゃんに言い返した。
「うん。よく妖怪が住み着くのに一番適しているのが、その隠し道なんだって。」
「何で?」
「うーん…。なんか電界の“度”が違うみたい。」
「“度”?プログラムの?」
「さあ?私も詳しくは知らないんだけどね。」
2人で歩きながら、交差点まで来た。