電界妖怪 〜ﾏｶﾌｼｷﾞ〜 ①

「あの女ムカつくぜ！今度会ったら覚悟しておけよ。みんなでコテンパンにしてやるからな！」
健輔が言った。
「はー。」
３人はそれを見てため息をついた。
「それにしても、何で封界なんか聞く必要があったんだろう？」
武志が言った。
「確かにそうだな。封界に行こうとしただけでも、同罪だからな。あの女の子何か怪しいですね。」
宏泰が言った。
「もう、放って置こうぜ。もう暗くなるからさ。また明日にでも調べるとしてさ。」
健輔が言った。
「やっぱり、気になるんだな。」
忠が言った。



モニターウインドウから見ていた女の子。
「やはり、あいつらじゃないみたいだな。でも一体誰が？」
女の子が言った。
「あれを持った人がいれば封界に入れるのに。」
「今、封界って言わなかった？」
後ろから男の子が話してきた。当然女の子は驚き、後ろに振り向いて、