桃のいやらしい匂いが鼻腔を通ってゆく。

俺は舌と指をフル活用して桃が絶頂を迎えるまで苛めてやった。




【ふっ…、はあ、はぁ…】


濡れた所をティッシュで拭いメイド服を脱がせハンガーにかける。


『着替えたら帰れよ』

ドアを閉めてキッチンの冷蔵庫を開けた。外はすっかり暗くなって冷蔵庫の灯りがぼうっと暗闇の一部を照らしている。
レモンティのパックに口を付け中身を飲み干し長く息を吐く。