大陸の冒険 アダナレロと天空の島

「フダビームある?」
「350リラ。」
僕は話が分からない。《リラ》はお金の単位なのだろうか。僕は村長からもらったお金をよく見てみた。すると数字の真下に小さい文字で《リラ》と書いてあった事に気付いた。
「リラってお金の単位なんだね。」
「そう。って正俊君にはまだ話してなかったね。ごめんね。」
「別に大丈夫ですから。」
僕は本当は気にしていたけれど美代…リームさんに悪いと思ったから。
「それで、どうする?正俊君も決めなよ!【シャイン】用の札もちゃんとあるから安心してね。」
とリームさんは優しく言ってくれた。
「じゃあ、相手の攻撃を交せる札はありませんか?」
「あるよ。交すなら【フダガート】や【フダテツガード】、【ピーハス】に【ジェット】テツ以外ならどれも10枚セットで300リラ。バラなら1枚35リラだよ。10枚セットの方が特だけど。」
「【ピーハス】ってなんですか?」
「【ピーハス】は敵からの攻撃を交して相手の動きを封じる札だよ。」
「じゃあそれの10枚セットを下さい。」
「じゃあ300リラね。」
僕は手持ちのお金は1000リラ持っている。だから残りは700リラとなるのだ。
「なんか攻撃出来るのは?」
「だったらこれはどうだい。」