美代子さんはポシェットみたいなところからさっきの札をとりだし、
「許せない。」
そう言って美代子さんは後ろに回りこみ
「シャードカッター!」


そういうと、相手の所、めがけてレーザーみたいな光線が放ち、悪の軍団に命中する。
「あれは。」
「村長!今のうちに助けましょう。」
悪の軍団がダメージを受けている間に救いだす住民。「くっそう!」
「あっ!アイツだ!」
僕たちは隠れていたのに見つかってしまった。
「まずいわ。こっちに来て!」
僕は美代子さんの言う通りに敵と反対側へ逃げる。
しかし誰かに呼ばれたみたいで一時撤退していく。
みんなは深呼吸をし、美代子さんを叩く村長。
「痛い。」
僕にはそう聞こえた気がした。だってあまりにも痛そう。

勇気を出して聞いてみた。
「なんで美代子さんを叩いたんですか?」

「君が選ばれしイジメ関係か?」
いつのまに選ばれし勇者的な話になっていたのかさっぱりだった。
「村長、違います。魔法使いです。」
慌てて美代子さんは訂正する。
「どっちでもいい!」
村長は怒っているようだ。しかも機嫌も悪そうだ。
「あれほど悪の関係には顔を出すなって言っただろう。」
村長の左の人がそう言った。
「ごめんなさい。…でも私は放ってはおけません。悪の関係達に