大陸の冒険 アダナレロと天空の島

「ここで電竜に出会えたことにより、冒険は無事終わったんだ。」
僕は言った。
「完璧には終わってないわ。肝心の大黒軍団はどこへ？」
リームさんが言った。
「たぶん、夢の国へ向かったんだと思います。そこには、更なる悪巧みが出来ると有名ですから。」
電竜が言った。
「夢の国。」
「そこにはどうやって？」
セイミさんが行った。
「行き方は大黒軍団しか知りません。」
「つまり、大黒軍団に聞かないといけないのか。」
「僕たちはどうするの？」
「大丈夫です。人間の世界から来た人を、私に出会うと事で元の世界へと連れて行くようにと考えていました。」
電竜が言った。
「そっか…。もうお別れなんだ。」
「私の背中に乗ってください。一気にあの場所へワープします。」
電竜が言ったので、僕らは電竜、アダナレロの背中へと乗る。
「どこへ行くんですか？」
「花の島、ビールトです。」
「私の故郷の町じゃ？」
「正俊さんと初めて来た場所でもありますよ。」
確かに、そういえば僕は初めてあの場所でリームさんと出会った。あれから冒険は始まっていたんだ。
渦巻状の光のところに電竜がまっすぐにワープをしている。