大陸の冒険 アダナレロと天空の島

と、ミスケさんが言った。「で、その内容は？」
ビートズさんが言った。なんと、いつの間にかビートズさんは元気になっていた。
「私が回復魔法を唱えたの。」
と、セイミさんが言った。
話を戻して、この黒い本をゆっくり開ける。
そこには、僕があの時呼んだところと、数ページに渡り白紙の部分が続き、そして２ページに渡って【奇跡の○○】としか、書かれてはいなかった。このことが一体どんな意味をするのか。そして、これが電竜に何か関係があるのだろうか。
僕らは全く分からなかった。それに、【奇跡の○○】なんて知る人すらいない。
もうすぐで成男君の呪文が終わる。オーラもだんだん小さくなってきた。このヒントを解くしか、僕らの勝ち目はない。と言う事になる。
「この謎を解かないといけない。」
リームさんが言った。
「ワシ達も知らん。初めて聞いた。」
ガタナさんとミスケさんも言った。
「これがどんなモノなんだろう。」
僕は言った。
その時だった。成男君の呪文が終わり、電竜が天空の島の中央から空へと飛び上がる。
ものすごい音と共に。