大陸の冒険 アダナレロと天空の島

と、期待した感じで言った。すると二人から
「剣使いなのをすっかりわすれててな。」
「そうなんじゃよ。ホホホッ。」
と、言われたから引っくり返るほど驚いた。
「期待させるなよ!おかげで集中力が‥‥。」
ビートズさんが残念そうに首を落とす。
「いいじゃない?二人は剣使いって事だけを忘れていて、下手じゃないんだから。」
リームさんが言うとビートズさんは聞き別けの違いとはこれの事だ。
「なるほどな。二人は下手じゃないもんな。」
ビートズさんは二人が言ったことよりも、リームさんが言った事の方が理解している。
「でも、一行に魔物の数が減らないよ。」
僕は言う。続けて僕は
「それに逆に増えていく一方なんだけど。」
「過酷は過酷でも過酷過ぎるよ!こんなに魔物が来すぎたら倒しようがない。」
セイミさんが言った。
お父さんは、ただみんなの傷を回復するしかなかった。札はこの前の大国軍団との戦いで札を消耗していてお父さんの札を使ったら後が無くなる。
これ以上いろんな人に迷惑をかけられない。
しかし、あれ以降買い物もろくにしていない。