大陸の冒険 アダナレロと天空の島

「それを早く行ってくれないとさ。困るんだよな。」
ビートズさんが言った。
「そうそう。」
リームさんがうなずく。
「別にいいんじゃない?上手く行ったから。」
セイミさんが言った。
そう‥‥‥なのかもしれない。多分これはこれでいいのかもしれない。遅れて言っても正しかったら笑顔になったり喜んだり、間違ったら悲しんだり泣いたり。そんな感じでいたら、続々と魔物がたくさん追い掛けてきた。
アメーバにナイトに‥‥‥ウジャウジャと狭い虹の道の上で僕らを待ち構えていたように次々と襲ってきた。
「これじゃあきりがないな。」
「だから過酷な道なのじゃ!」
ビートズさんが言った後、ミスケさんが言った。すると、僕らの後ろからも魔物がやって来た。
「後ろからもやって来た。」
《キーン、カーン》とガタナさんとミスケさんの剣の音がなり響く。‥‥いつの間にか二人は剣を使って戦っていた。
「ガタナさん。ミスケさん。いつの間に剣で?しかも上手いし。」
僕は言った。
「黙っててスマンのぅ。実は剣使い‥‥‥。」
二人が揃って言うと、それに答えて僕らが
「剣使い?」