大陸の冒険 アダナレロと天空の島

「え?」
「だって大国軍団を脅して最終的には倒すなんて卑怯だよ。親友や友達なんかに嫌われる原因だと思う。」
僕はちょっとビートズさんに酷いことを言ってしまった。でも僕は間違ってはいないと思った。
「そうよ!正俊君の言う通りよ。今のはビートズが悪いわよ。」
リームさんもビートズさんに言う。思ったけど、リームさんとビートズさんはどっちが年上なんだろうと思った。呼び捨てや初対面なのに普通に話している。僕は二人に聞いてみた。すると同い年と言う答えが返って来る。
あんまり外見は分からないけど、村長に聞いたみたい。なんか二人の関係が悪くなった気がする。
「それもそうだな。俺…どうかしてたよ。卑怯なやり方はよくねぇよな。」
ビートズさんはもしかしたら、熱血な性格なんだろうと思った。だって、そうじゃなかったら大国軍団を素早く倒すことは出来なかったと思う。
「で、見張りがいなくなったから、突入出来るね。」
僕は言った。
「そうね。」
リームさんが言った後みんなで基地に入ることにした。
入って見ると中は案外ホコリだらけだった。でも正常に起動していた。
「さてと。どこに行くの?」
僕はみんなに聞いた。