びっくりして、片手にソースを持ったまま廊下に出る。
険しい表情のヒメが物凄い勢いで部屋に駆け込んで来たと思ったら、その後を追う見知らぬ男まで部屋ん中に入ってきた。
一体何なんだ。
誰なんだ、コイツ。
「待って、ヒメノ!」
パタン、と閉じられた部屋の戸の前に立った男は、どう見ても俺より年下。
二十歳そこらってとこだろうか。
呆然と立ち尽くす俺に漸く気付いて、今更の挨拶を口にしてきた。
「……お邪魔、してます」
「あ、ああ……」
険しい表情のヒメが物凄い勢いで部屋に駆け込んで来たと思ったら、その後を追う見知らぬ男まで部屋ん中に入ってきた。
一体何なんだ。
誰なんだ、コイツ。
「待って、ヒメノ!」
パタン、と閉じられた部屋の戸の前に立った男は、どう見ても俺より年下。
二十歳そこらってとこだろうか。
呆然と立ち尽くす俺に漸く気付いて、今更の挨拶を口にしてきた。
「……お邪魔、してます」
「あ、ああ……」


