君じゃないとダメなんだ


茜は強くわたしに問いかけた。


わたしは黙り込んでしまった。


わたしの心を察知したのか

「…マジで好きなんだね

悠くんを…。」

と言った茜。


コクンと頷くわたし。


「わかった。
茜がついててやるから。」

わたしの肩をポンポンと叩く。


「茜…ありがとう。」


良かった。

茜が親友で。

茜がいなかったら

悠とも出会えてないし

幸せには

なってなかったかも

知れない。



茜は最高の親友だ。