君じゃないとダメなんだ



「………う〜ん。
俺、人を好きになったん
初めてやから
よぉわからんねんけど

大事にしたいとか
守りたいとか
思ったらとちゃうんかな?」




ふ〜ん…大事にしたい

守りたいか…

……………?

ちょっと待って。



……初めて人を好きになった?





「え!!??初めてぇ!?」


びっくりしすぎて
自転車に乗ってることすら
忘れてよろけた。

グラッ

「あぶねっ…!」

わたしは自転車から
落ちそうになったけど
悠が片腕で
わたしの体を支えてくれた。

ドキドキドキドキ……


「ここ、つかまっとき?」

わたしの腕を
引っ張り腰にあてる悠。

素直に腰に腕を回すわたし。



「ありがとう…。」