「クラス行きましょ。」
颯爽とクラスに向かう女王様。

それはまさに女王の歩き。

自信に満ちている。

というか満ちすぎている。


「うん!」


女王様は左側の廊下から来ていた。


そのころ翼君は…


「おら!行くぞ!」

澪利に声をかけた。


「あいよっ。」


翼君は右側の廊下から来ていた。



ん?


ちょっと待てよ…


左が美野里ちゃん、右が翼君…


ヤバい!


女王様と王様が出会ってしまう!