だから… 辞めないで… 「俺と水泳部でもう少し頑張ってみないか?」 しばらくの沈黙の後、都築は緊張しながらもゆっくり笑った。 「はい…。頑張ってみます。」 その笑顔を見た瞬間、俺はホッとした。 俺の思いが通じた。 俺は素直に、嬉しかった。