俺はもちろん喜んで 「大丈夫だ。俺が教えるから頑張ろう!」 と言って、入部届を受け取った。 薄暗い部室に入り、一緒に来た男子生徒を座らせた。 「おお、川崎。コイツも新入部員だから。あと二人…は、まだ来てないな。」 都築…。 やっぱり来ないのか? 一瞬、都築が必死に首を横に振って入部を断る様子が頭をよぎった。